公益財団法人 神戸市公園緑化協会

公益財団法人の予算管理を革新!mixsolで実現した予算の見える化とペーパーレス化

業種
公益財団
事業規模
1~499名
改善課題
コスト削減ペーパーレス化

公益財団法人 神戸市公園緑化協会

会社名:公益財団法人 神戸市公園緑化協会
従業員数:約 200 名(2024 年 8 月現在)
所在地:兵庫 / 業種:神戸市内の公園管理運営業務

導入前の課題

  • 予算の使用状況をリアルタイムに把握できていなかった
  • 申請書が紙運用のため申請から決裁まで時間がかかっていた
  • 協会の中期計画で DX 推進を掲げた

導入後の効果

  • 申請時に予算を確認でき、適切な予算執行が可能に
  • ペーパーレスにより決裁スピード向上、保管コストも削減
  • 申請書のデータ化で紛失リスク軽減、ガバナンス強化
導入サービス
予算管理・稟議申請ソリューション
システム構成図

予算管理の課題を解消し、組織的なDX推進へ

-今回、システム化に至った経緯をお聞かせください。

小塚様:まず、当協会の中期経営計画においてDX推進を掲げたことが大きな背景としてありました。社会状況の変化もあり、中長期的に安定した公益サービスを提供するために、業務効率化の実現が必要不可欠だと考えていました。

樋口様:その中で、私たちが経営上の大きな課題として認識していたのが予算の管理です。これまではすべてを紙の申請書類でやり取りしていましたが、申請書類の受け渡しには時間がかかるため、予算の使用状況をリアルタイムに把握できていなかったのです。そのような問題意識から、発注から支払いなどの一連の業務で使用する各種アプリケーションを連携することで、ワークフローによる決裁や予算残高の確認がリアルタイムで可能となる今回のシステム化に至りました。

久田様:事業所や個人によって予算管理の意識にばらつきがあったため、システム導入前は、職員が予算の残額を確認せずに発注してしまうことがありました。今回のシステム化によって、全職員の予実管理への意識が高まったようにも思います。

 

ワークフローシステムと会計データを連携させ、適切な予算管理を実現

-今回のシステム化で、貴協会の予算管理はどのように変わりましたか?

樋口様:各事務所の職員が紙の申請書類に記入し、決裁を回す従来の流れから、オンライン上での申請から決裁まで可能となりました。当協会は市内に主な事 業所だけでも8拠点あり、それぞれの事業所から決裁文書が本部に集まってくるため、受け取りまで数日ほど間が空く上、差し戻しの際には事業所に返却し再度提出されるまでに時間がかかっていました。システム化によって作業がオンライン上で完結でき、大幅な時間短縮のメリットを感じています。さらに、このワークフローを当協会で使用している会計システムおよび、すべての予算データを管理しているkintoneと連携することで、ワークフロー上で各事務所・各事業の予算残高がリアルタイムに確認できるようになりました。

久田様:たとえば、各事業所内である事業の予算を使い切ってしまった場合、申請書を起票できず、そもそも追加の発注をかけられない仕様にしています。どうしてもその費用が必要な場合は、事業所内の他の事業と調整して資金を捻出しなければなりません。この仕組みの導入により、当協会の予算管理が正確に行われるようになりました。ワークフローを使用する全職員が、自分が今から購入しようとしているものは、どの事業の予算を使うのか、どの科目で計上されるのかを意識できるようになったと感じています。

申請書類のペーパーレス化により、コストや管理の手間も大幅に削減

-貴協会では、中期経営計画にて「DX推進」を掲げていると伺いました。その観点で感じられたメリットもありますか?

小塚様:ワークフローシステムの導入によって、申請書類のペーパーレス化が実現しました。これにより、さまざまな効果を感じています。

久田様:一番のメリットとして挙げられるのは、紙の書類の紛失リスクがなくなったことです。これまでは各事業所から本部に書類を持ち運ぶ必要があり、年間で1万枚もの伝票をやり取りしていました。そうした状況では、どうしても紛失のリスクがありました。現在は、申請書はすべてデータで管理でき、申請を取り消したり書類を処分した場合も履歴を残せるため、ガバナンスの観点でも安心感があります。もう一つのメリットは、書類の保管スペースが削減できたことです。図面など一定の期間保管しておかなければならない書類も多い中で、申請関係の書類がデジタル化できたため保管量が大幅に減り、管理の手間も軽減されたことをありがたく感じています。

樋口様:経理担当としては、電子取引データの保存が適切に行える点も助かっています。紙で受け取った書類もすべてスキャンしてデータ保管しているので、すべての書類が検索すればすぐに取り出せる状態になりました。

 

-最後に、今後の展望をお聞かせください。

樋口様:今回のシステム化では、予算の残額がリアルタイムに確認でき、収支の管理がしっかりとできるようになることを第一に優先しました。そのため、1日ごとの売上管理など、初期段階であえて実装しなかった機能もあります。今後は、システムに必要な機能を順次追加していき、業務をよりスムーズに行えるようにしたいと考えています。

久田様:システムの仕様決定にあたっては必要不可欠な機能を網羅しましたが、やはり実際に使ってみて「この機能も必要だ」とわかる場面も出てきます。COEL社の皆様には、いつも細やかに相談に乗っていただき、一緒に改修の計画も立てられるので心強く感じています。

小塚様:システム導入は、当協会にとってデジタル化・DX推進の大きな第一歩となりました。今後とも、様々な場面でDX化を推進し、経営改善や職員の多様な働き方の実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。

-神戸市の公益法人において、先進的かつモデルケースとなるシステム構築を実現しました。今後も一層のDX推進をご支援いたします。貴重なお話をありがとうございました。